インタビュー記事：フィリピンのゼネコン大手・メガワイド社CEOとの対談　〜フィリピンゼネコン業界の現状と展望〜　前編

インタビュー記事

2023.05.12

はじめに

今回は、私、家村がフィリピンゼネコン大手メガワイド社のCEO、エドガー氏との対談をお届けします。この対談では、フィリピンの建設業界の現状と将来展望について、エドガー氏の見解を伺いました。さっそく、対談のハイライトをご紹介しましょう。

Q: フィリピンゼネコン業界の現状について教えていただけますか？

A: もちろんです。現在、フィリピンのゼネコン業界は非常に活気に満ちています。国内経済の成長と都市化の進展に伴い、建設需要は急速に増加しています。インフラストラクチャー、住宅、商業施設など、様々なプロジェクトが進行中です。

Q: メガワイド社がフィリピンゼネコン業界で成功を収めている理由は何でしょうか？

A: メガワイド社の成功の秘訣は、革新性と品質への徹底的な取り組みです。私たちは最新の技術と建設方法を導入し、プロジェクトの効率性と品質を向上させることに注力しています。また、信頼性とパートナーシップの構築も重要な要素です。顧客との強い関係を築くことで、信頼と満足度を高めています。

Q: フィリピンの建設業界における今後のトレンドや展望について、どのような見解をお持ちですか？

A: 私たちは持続可能な開発に向けた取り組みがますます重要になると考えています。エネルギー効率の高い建物や環境に配慮したインフラストラクチャーへの需要が増えています。また、スマートシティの概念も台頭しており、ICT（情報通信技術）と建設の融合が進んでいます。

Q: メガワイド社が将来的に取り組みたいプロジェクトや目標はありますか？

A: もちろんあります。私たちは持続可能な開発に貢献することを重要なミッションと考えています。将来的には、再生可能エネルギーの活用や廃棄物管理など、環境に配慮したプロジェクトに積極的に取り組んでいきます。また、デジタル技術の活用も重要な要素です。BIM（建築情報モデリング）やIoT（モノのインターネット）などの技術を導入し、プロジェクトの効率性と品質を向上させることを目指しています。

Q: フィリピンゼネコン業界の課題や困難についてはどのように考えていますか？

A: ゼネコン業界は常にさまざまな課題に直面しています。資金調達や許認可の手続きなど、ビジネス環境の改善が求められています。また、労働力の不足や技術の獲得も課題です。私たちは教育とトレーニングへの投資を重視し、人材育成に取り組んでいます。

まとめ

以上、メガワイド社CEO、エドガー氏との対談のハイライトをお伝えしました。フィリピンゼネコン業界の活気と将来展望について、エドガー氏の洞察を得ることができました。持続可能な開発やデジタル技術の活用など、メガワイド社の取り組みにも注目です。

若い起業家や建設業界への参入を考えている方々にとって、この対談は貴重な情報源となることでしょう。フィリピンの建設業界は成長を続けており、新たなビジネスチャンスが広がっています。

エドガー氏からのアドバイスをまとめると、以下のようなポイントが挙げられます。

革新性と品質への取り組み: 常に最新の技術と建設方法を導入し、プロジェクトの効率性と品質を向上させることが重要です。常に進化する業界に対応するため、革新的なアプローチを取り入れましょう。
信頼とパートナーシップの構築: 顧客との強い関係を築くことで、信頼と満足度を高めることができます。長期的なパートナーシップを築くことで、安定したビジネスを構築しましょう。
持続可能な開発への取り組み: 環境への配慮が求められる時代です。再生可能エネルギーや環境に優しいインフラストラクチャーなど、持続可能なプロジェクトに注力しましょう。
デジタル技術の活用: BIMやIoTなどのデジタル技術を導入し、効率性と品質を向上させることが重要です。常に最新の技術動向に敏感になり、ビジネスに活かしましょう。
情熱と向上心: 建設業界はチャレンジングな環境です。情熱と向上心を持ち、常に学び続ける姿勢を持つことが成功への鍵です。

この対談は、フィリピンゼネコン業界に興味を持っている人々にとって、将来のビジネス戦略や展望に役立つ情報を提供してくれます。建設業界への参入を考えている方々は、エドガー氏のアドバイスを参考にし、成功への一歩を踏み出してください。

このインタビュー対談を動画でご覧になりたい方は、こちらをどうぞ。

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家村均

一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティング　エグゼクティブディレクター

慶応義塾大学経済学部卒業後、東急電鉄に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。（約15年）
その後は、コンサルティングファーム（アクセンチュア・ユニシス）や投資ファンド（三菱UFJキャピタル）などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施。現在、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産の販売やフィリピンへの事業進出のアドバイスを行っている。

インタビュー記事：フィリピンのゼネコン大手・メガワイド社CEOとの対談 〜フィリピンゼネコン業界の現状と展望〜 前編