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ノルウェーのソブリンウェルスファンド(国営ファンド)、フィリピンのアヤラ財閥系再生可能エネルギー会社と共同事業へ

ニュース記事

アヤラエナジー(ACEN)は、フィリピンの通信塔に太陽光発電を提供するため、ノルウェーの投資ファンドとの合弁事業に参入する予定です。

ノルウェー投資基金(Norfund)と共同投資するためにYMP Telecom Powerに投資することを発表しました。

持続可能で手頃な価格の通信塔ソーラライゼーションソリューションを提供します。

Norfundをノルウェーの途上国向け投資基金で、ノルウェー政府による約269億ノルウェークローネ(約25億ドル)の資金を有します。

YMPは再生可能エネルギーに従事する東南アジアの主要企業であり、通信事業者やタワー会社に脱炭素化を促しています。

同社は、ディーゼル燃料の節約を可能にするために、ソーラーおよびソーラーハイブリッド発電所の設計、調達、設置、保守を行っています。

Norfundは昨年から、フィリピンの再生可能エネルギープロジェクトへの投資を検討しており、基金にとって重要な市場と位置付けています。

合弁事業の条件はまだ最終調整中であり、明確な合意が署名された後に別途開示される予定です。

また、ACENはGreencore Power Solution 3への74億ペソの融資の満期日を1年間延長することも承認したと述べています。

Greencore Powerは、ACENとCiticore Solar Energy Corp.の特別目的会社であり、アラヤット太陽光プロジェクトを管理しています。

ACENは2030年までに20ギガワットの再生可能エネルギー容量を設置することを目指しています。現時点では、同社はフィリピン、ベトナム、インドネシア、インド、オーストラリアに広がる合計4,200メガワットの容量を有しています。

本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/07/12/533618/acen-norway-investment-fund-plan-joint-venture/

家村 均