フィリピン大手不動産ディベロッパー・フィルインベストのクラークの工業団地が始動
ニュース記事
FILINVEST Land (FLI)は、オーストラリアの電気自動車バッテリー製造会社StBattalionと工場の賃貸契約を締結しました。これにより、ターラックの工業団地においてFLIの最初のテナントとなります。
StBattalionは、ニュークラークシティ開発地域にある2つの工場のために5年間の契約を結びました。FLIによれば、各ユニットは約2,500平方メートルの総賃貸面積で、これらのユニットは同社の120ヘクタールの産業パーク内に位置します。
この産業パークは、タールラック州カパスにあるクラーク経済特区内の9,450ヘクタールのニュークラークシティ内にあります。フィリピン経済特区庁(PEZA)に登録されているため、テナントは税制優遇措置や簡素化された輸出入手続き、外国人従業員のビザ手続き支援などの恩恵を受けることができます。
産業パークの工場コンパウンドは、40,000平方メートルの敷地に建設される10のモデルユニットを特徴としています。各ユニットは物流、電子商取引、軽量製造のテナント向けに設計されています。
この場所はクラーク国際空港からわずか30分、スービックベイ国際港からは45分の距離にあり、メトロマニラ北部の重要な拠点となります。
また、FLIはリザル・コマーシャル・バンキング(RCBC)から2つのカビテ州に拠点を置く不動産会社Cajel RealtyとNiyog Property Holdingsを合わせて約632.66百万ペソで買収したと発表しました。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/07/18/534593/flis-industrial-park-in-clark-takes-first-locator-stbattalion/
- フィリピンの製造業PMI、ASEANでトップに - 11/06/2024
- フィリピン経済は、アジアの「スーパースター」に by HSBC - 11/06/2024
- 巨大メガソーラープロジェクト完成前倒し? - 11/03/2024