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大手不動産ディベロッパー・メガワールドが、強力な2桁成長を維持し、収益はパンデミック前の水準に

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大手不動産ディベロッパーのメガワールド(MEG)は、主要な事業セグメントで強力な二桁成長を維持し、9M23の収益はパンデミック前の水準に戻りつつあります。

現在の利益水準は、アナリストの年間コンセンサス予想の75%です。

3Q2023の単独の純利益は、前四半期比で9%、前年同期比で65%成長し、経営陣の成長見通しと年末までに各事業で収益記録を達成するとの楽観論が広がっています。

住宅トレンドは好調で、売上が強固であり、キャンセルの緩和と進行中の工事完了率の上昇により、プレセールスは強固で、年末の予約販売目標である1300億ペソを上回る見込みです。

オフィスリースは、稼働率がわずかに減少したことからほぼ横ばいでした。(現在は89%、2Q23は90%、FY22は92%)

余剰供給状態が続くと見られ、賃料の上昇は短期間では抑制される可能性があります。

EPSの改訂は肯定的で、経営陣はプレセールスを推進するために4Q23にさらなる新規事業の展開を計画しています。

また、強いペソ(PHP)により、ドル(USD)建ての債務に対する損失が軽減されるでしょう。

中央銀行の利上げによる金利高にもかかわらず、大手不動産ディベロッパーの好調な決算が発表されています。

財閥系不動産でディベロッパーの強さを感じます。

本記事は、ABキャピタル証券の20231004 The Opening Bellから抜粋、要約したものに、投稿者の意見や見方を加筆したものです。

家村 均