＜エネルギー大手・アボイティス＞フィリピンの電力需要増加に対応、再生可能エネルギー比率を５０％に
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Aboitiz Powerは、同社が厳しい市場状況にもかかわらず、今年に自信を持っていると述べました。電力需要が増加する中、同社は2024年に発電所の稼働率向上や新しい能力の導入を通じて、特に石炭価格の低下が期待されることから、より多くのメガワット時を生成する努力をし続けると語りました。
今年の電力消費は6.6％増加する見込みで、600〜700 MWの電力予備が必要とされます。同社は、この著しい電力需要の増加は、発電、送電、配電の各社がこの需要を満たす上での中心的な役割を果たすとしています。
同社は、予想される需要に対応するために、新しい発電所の建設や電力網の拡張を含む重要なインフラ整備を行うとしています。
同社は、主に再生可能エネルギープロジェクトの拡張と建設に50億ペソの資本支出を充てる予定で、今年にはアルバイ州ティウィの17 MWのバイナリジオサーマル発電プロジェクトやネグロス・オクシデンタル州カラトラバの173 MWpの太陽光発電プロジェクトを稼働させることを目指しています。
また、2025年までにはアルメニア、タールラックの44 MWpの太陽光発電プラント、パンガシナン州サン・マヌエルの85 MWpの太陽光発電プラント、サン・イシドロ、ノーザン・サマールの206 MWの風力プロジェクトなどが稼働する見込みです。
同社は１０年後に再生可能エネルギーポートフォリオを50%とする92目標の実現を目指しています。現在パイプラインには1,000 MW近くの再生可能エネルギープロジェクトがあります。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。
https://www.bworldonline.com/corporate/2024/01/05/567029/philippine-energy-companies-bullish-eye-2024-demand-surge/
慶応義塾大学経済学部卒業後、東急電鉄に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。（約15年）
その後は、コンサルティングファーム（アクセンチュア・ユニシス）や投資ファンド（三菱UFJキャピタル）などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施。現在、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産の販売やフィリピンへの事業進出のアドバイスを行っている。
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