フィリピン国営ファンドが投資? 送電会社NGCPの動向
ニュース記事
National Grid Corp.(NGCP)は、500キロボルト(kV)のエルモサ-サンホセ(HSJ)送電線の完全完成の遅れを発表しました。
この遅れは、最高裁判所からの土地収容に関する一時的な差止め命令(TRO)によるものです。
NGCPは、2023年5月27日にHSJを電源に接続したが、最高裁の差止め命令により、残りの工事に影響が出ると述べています。
送電線のトランスファー容量は現在2,000メガワット(MW)で、完全容量の8,000 MWの一部ですが、TROによる作業停止により、残りの容量を達成できないとしています。
NGCPはPPHI(公開企業であるCentury Properties Group, Inc.の完全子会社)に解決を求めてきましたが、PPHIは法的手続きと法の尊重に基づいて行動し、最高裁の決定を尊重するよう求めています。
PPHIは、フィリピンのバタン州、ブラカン州、パンパンガ州を横断するこのHSJ送電線の延長線は、計画されているルソン500kV送電バックボーンの主要な構成要素として機能すると述べています。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。
NGCP says TRO delays full energization of Hermosa-San Jose line
Latest posts by 家村 均 (see all)
- フィリピン最大の電力会社Meralcoのフランチャイズ契約25年間延長へ - 11/19/2024
- オンライン決済サービス”GCash”でフィリピン国債購入 〜GBondsを導入へ〜 - 11/19/2024
- マニラウォーター好調な業績でROEの回復が加速 - 11/18/2024