フィリピンの大手3行業績好調
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フィリピンの大手3銀行 (BPI、Metrobank、BDO) は、貸出残高の回復と貸し倒れ引当金の減少を背景に、堅調な業績拡大で年初をスタートさせました。
これは、金利の横ばい状態と営業経費の上昇を相殺する以上の効果がありました。
特に BPI は Robinson Bank の買収による収益底上げで好調でした。貸出残高は RBank の消費者向け融資ポートフォリオにより BPI が牽引し、増加しました。
利益の成長ベースで見ると、設備投資融資の回復 (前年比17%、2023年第4四半期比8%増) により、BDO が前年比13%増と最も堅調でした。今後の貸出残高の伸びはより強気な見通しとなっています。貸出額見通しの上方修正と信用コスト削減により、1株当たり利益 (EPS) の予想は引き続きポジティブです。
RBank が当初懸念されていたほど業績を悪化させる要因とならなかったため、大手3行の自己資本收益率 (ROE) はいずれも改善しました。
MBT は引き続き資本レベルの最適化を進めており、利益成長と配当金の増額のいずれか、または両方に向けて備えています。
本記事は、フィリピンの証券会社・ABキャピタル証券の20240507の特別レポートから抜粋、要約したものです。
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