「2024年第1四半期の決算に基づく投資戦略」
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業績概要:
2024年第1四半期、カバレッジ銘柄全体の利益は前年比で17%増加しました。39%が予想を上回り、19%が予想を下回り、残りの42%は概ね予想通りでした。これは、2023年第4四半期の13%が予想を上回り、26%が予想を下回り、61%が予想通りだったのに比べて良好な結果です。
セクター別の動向:
業績が予想を上回ったセクターは不動産、金融、公益事業でした。一方、消費者セクター(特にEMIとWLCON)が予想を下回る結果を示しました。
収益予想の修正:
2024年初めから2%の上方修正が見られ、今後もこの傾向が続くと予想されます。第2四半期の結果発表後も、不動産、金融、公益事業のセクターからの上方修正(約2%)が期待されています。
インデックス目標と予測:
ABCストラテジストは、2024年/25年のEPS成長率を10.3%と予測し、年内のインデックス目標を7,300としました。主要銘柄としてSM、MBT、JFC、ALI、ICT、AP、MWCが推奨されています。
アップグレードとダウングレードのトレンド:
第1四半期の結果報告後のコンセンサスターゲットのアップグレードとダウングレードの傾向は、アップグレードが多く、ダウングレードの幅よりもアップグレードの幅が大きかったことを示しています。
特にICT、MBT、MWCは最も多くのターゲットプライスのアップグレードを受け、SM、JFC、ALIは最も多くのダウングレードを受けました。
コンセンサスインデックス目標:
BloombergのANR機能に基づくボトムアップ方式のインデックス目標は、年初の8,000から現在の8,186(+2.3%)に上昇しました。このコンセンサス目標は、3月下旬から4月上旬にかけて8,300以上の高値をつけていました。
本記事は、フィリピンの証券会社・ABキャピタル証券の20240604のレポート・ The Opening Bellから抜粋、要約したものです。
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