LINE

LINE登録

サポート内容

サポート内容

無料相談

無料相談

TOP

TOP

フィリピンのグローバル銘柄ICTSI業績好調で目標株価引き上げ

ニュース記事

ICTSI(国際コンテナターミナルサービス社)は、2024年上半期(1H24)において、収益が前年同期比で26%増加し、3億8900万米ドルに達しました。

この成長は、同社が運営する港の好調なパフォーマンスによるものです。上半期のコンテナ取扱量は前年同期比で1%の微増にとどまりましたが、収益は堅調に伸び、運賃の改善とコスト削減が寄与しました。

特に、運賃は2四半期連続で1TEUあたり200米ドルを超え、2Q24では1TEUあたり206米ドル(前期比+3%、前年同期比+14%)となりました。アメリカ地域では、運賃が前年同期比で43%増、前期比で9%増の1TEUあたり334米ドルに達しました。

運賃は2H24でも200米ドル以上を維持する見込みであり、特にマニラ国際コンテナターミナル(MICT)では、今月に10%の値上げが予定されており、2025年2月にも追加で6%の引き上げが予定されています。

2024年上半期のEBITDAは前年同期比で19%増の8億6500万米ドルとなり、売上高の増加率(+13%)を上回りました。2Q24のEBITDAマージンは66%に達しました。

ABキャピタルのアナリストは、2024年度および2025年度の利益予測を6-10%上方修正し、これに伴い目標株価を11%引き上げて1株あたり415ペソとしました。この目標株価には、同社が2024年第4四半期までに完了を目指しているダーバンコンテナターミナルの買収の可能性は含まれていません。同社の株式に対するアウトパフォーム(O/P)評価を維持しています。

今回の目標株価の引き上げにより、ICTSIの目標株価は市場コンセンサスの401.09ペソを上回り、同社の評価レンジの高値に近づいています。同社の株価は年初来で市場を大きく上回っており(+48%)、目標株価に基づくと今後も約14%の上昇余地があると見込まれます。

さらに、ICTSIはフィリピン市場で外国人投資家に人気の銘柄となっており、年初来で外国人による買いが顕著なインデックス銘柄の一つとなっています。

本記事は、フィリピンの証券会社・ABキャピタル証券の20231004のレポート・ The Opening Bellから抜粋、要約したものです。

フィリピンへの投資を検討している方におすすめのセミナー

今、世界中の投資家やビジネスマンから最も熱い視線を注がれているフィリピンですが、
何故そんなに注目されているのか?
経済成長がすごいと聞いたが、実際どのくらいのポテンシャルがあるのか?
など、気になる方が多くいると思います。

そんなフィリピン経済の実態と、これからの成長見通しを詳しく解説している
フィリピンへの投資や進出を検討している方必見のセミナーを開催しております。

また、どんな時でも入国できて、期限関係なく住めて、仕事したり、遊んだり、
日本からたった4時間ちょっとで行ける、そして資産も持てる国フィリピンで、
永住権をお探しの方必見のセミナーも開催しています。

家村 均