ホテル101グローバル ナスダック上場へ
ニュース記事
ホテル101グローバル(Hotel101)は、DoubleDragon Corp.(DD)の子会社であり、日本とスペインでのユニット販売が予定よりも早く完売すると見込んでいます。また、2024年第4四半期までに予定されている米国での上場に向けた準備も進めていると、DDは証券取引所への声明で発表しました。バルは、2024年第4四半期に予定されている米国での上場手続きを進めているとのことです。
マドリードのValdebebas地区に位置する680室のHotel101-Madridは、6,593平方メートルの敷地に建設され、2025年末までに完成予定です。また、ニセコ・北海道における482室のHotel101-Nisekoは2026年までに完成予定です。
Hotel101は、JVSPAC Acquisition Corp.との合併を通じてNASDAQに上場し、新会社は「HBNB」のティッカーシンボルで取引される予定です。これにより、Hotel101は米国で上場する最初のフィリピン企業となります。
Hotel101は、ニセコプロジェクトから712億フィリピンペソ、マドリードプロジェクトから88億フィリピンペソの収益を見込んでいます。さらに、マドリードホテルプロジェクトのユニット所有者に対して最初のゴールデンビザが発行されたことが重要なマイルストーンであると発表しています。
ゴールデンビザ、スペイン投資家ビザは、スペイン国内に一定額以上の投資を行った非ヨーロッパ市民に与えられる居住許可証です。Hotel101-Madridのユニットを3つ購入することで、この投資要件を満たすことができます。
Hotel101グローバルのCEO、ハナ氏は、Hotel101プロジェクトはグローバルで驚異的な勢いを見せています。Hotel101-Madridは、ゴールデンビザの対象となるだけでなく、マドリードのホテル業界に不動産産投資家が参加できる機会を提供しているため、非常に好調だとしています。さらに、純粋にプロジェクトの収益性を信じて、ユニットを購入するスペインの地元投資家が増加していると付け加えました。
- 三井物産も出資するファンドフィリピンでのソーラー発電事業を拡大 - 10/02/2024
- アジア開発銀行は、2024年フィリピンとベトナムが東南アジアで最も経済成長率が高いと予測 - 10/02/2024
- フィリピンの建設業界、経済成長、国のインフラ建設、金利安で追い風 - 10/02/2024