再エネのACEN、2025年も積極投資継続
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ACEN(Ayalaコーポレーションのエネルギー子会社)は、2025年の資本支出(capex)予算を約700億ペソとする計画を発表しました。
同社は今年(2024年)国際事業およびフィリピン国内のエネルギープロジェクトのために720億ペソのcapexを設定していました。
来年には、フィリピン内外に位置する合計約1.2ギガワット(GW)の発電容量を持つプロジェクトを運用開始する予定です。これらのプロジェクトは、同社の6.8 GWに及ぶ再生可能エネルギー資産ポートフォリオの一部を構成しています。このポートフォリオには、運用中のプロジェクト、建設中のプロジェクト、および確定したプロジェクトが含まれています。
ACENはフィリピン、オーストラリア、ベトナム、インド、インドネシア、ラオス、米国など、さまざまな市場で事業を展開しています。同社の再生可能エネルギー容量は現在約7 GWに達しています。同社は2030年までに20 GWの再生可能エネルギー容量を達成することを目標に掲げています。
一方で、2023年第3四半期の同社の純利益は前年同期比で20.6%減の18.5億ペソとなり、非営業収益の減少が影響しました。しかし、総収益は6.8%増の87.4億ペソとなりました。
https://www.bworldonline.com/corporate/2024/12/23/642965/acen-sets-p70-b-capex-for-2025/
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