不動産開発の新展開:PH1 World Developersが3つの新プロジェクトを発表
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PH1 World Developers、1,400億円超の新プロジェクトを始動
不動産開発会社PH1 World Developers, Inc.は、総額1,40億ペソを超える3つの新プロジェクトを発表しました。これらのプロジェクトには、パシッグ市に位置する「Lykke Kondo」コンドミニアム、カヴィテ州イムス市の「One Lancaster Park」のタワー3、そしてトレセ・マルティレスの「Southscapes」が含まれます。
Lykke Kondo:パシッグ市の象徴的開発
「Lykke Kondo」はパシッグ市のLigaya交差点に位置する1ヘクタールの敷地に建設される予定で、3棟の住宅タワーに1,736戸のユニットが提供されます。ユニットの間取りは、スタジオタイプ、1ベッドルーム、2ベッドルームの構成となっています。
特筆すべきは、「AddLoft技術」による最大40%の追加スペースです。この技術により、2ベッドルームユニットを1ベッドルームの価格で購入可能となり、最大400万ペソの節約が見込まれます。プロジェクトの第1フェーズの市場価値は110億ペソと評価されています。
One Lancaster Park:15棟構成の都市型開発
「One Lancaster Park」の第3タワーは、カヴィテ州イムス市の大規模な複合開発地「Lancaster New City」に建設されます。このプロジェクトでは、無料で最大17平方メートルの追加スペースが提供され、2ベッドルームユニットの49平方メートルの床面積において200万ペソまでの節約が可能です。価格は1平方メートルあたり134,000ペソからスタートします。
第1および第2タワーにはそれぞれ191戸のユニットがあり、第3タワーの市場価値は15億ペソに達しています。
Southscapes Trece Martires:戸建開発の新たな提案
「Southscapes」はPH1の2つ目の宅地開発プロジェクトで、カヴィテ州トレセ・マルティレスに5ヘクタールの敷地に開発されます。このプロジェクトでは343戸の戸建ユニットが提供され、価格帯は300万ペソから1,000万ペソまで多岐にわたります。
PH1の戦略について、エドガー・B・サアベドラ会長は「コストを抑えながら品質を向上させる」と語りました。
将来の展望と低コストプロジェクトの計画
PH1 World Developersのジジ・G・アルカンタラ社長は、「革新と技術を通じて空間を非凡なものに変えることが、私たちの使命です」と述べ、今年中に低コストプロジェクトを展開する計画があることを明かしました。
PH1は、サアベドラ氏率いる上場インフラ企業「Megawide Construction Corp.」の不動産子会社として、革新的な不動産開発を通じてさらなる成長を目指しています。
https://www.bworldonline.com/corporate/2025/01/27/649007/ph1-rolls-out-p14b-worth-of-projects/
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