アヤラランドがハーバードビジネススクールと提携
ニュース記事
アヤラランド(Ayala Land, Inc.:ALI)は、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の「FIELDグローバル・キャップストーン・プログラム」のグローバルパートナーの1社に選出されたと発表しました。ALIは、世界で選ばれた156社のうちの1社であり、アヤラグループの銀行部門であるBPI銀行(Bank of the Philippine Islands)も同様に選ばれています。ALIは、この協力関係により、同社がどのように革新し、トレンドに適応し、顧客を最優先にしながら事業成長を推進しているかを示す機会になるとしています。
学生たちのフィリピン訪問に先立ち、ALIの幹部とHBSの指導陣はリモートで協議を行いました。実地訪問では、HBSのMBA1年生が1週間にわたりマカティ市を拠点に活動し、ALIの幹部に対してアイデアを発表したり、メトロマニラ各地で現地調査を行ったり、経営陣に向けて戦略提言を行ったりしました。
このFIELDグローバル・キャップストーンは、ハーバード大学のMBA課程の必修科目であり、多様な環境において実際のビジネス課題を管理する能力を強化することを目的としています。HBSのFIELDグローバル・キャップストーン・プロジェクトのファカルティチェアであるジョー・フラー氏は、学生たちのために尽力するアヤラランドおよび全てのプロジェクトパートナー企業に深い感謝の意を表明しました。
ALIは、2025年第一四半期に前年同期比で10%増の純利益69億ペソを計上したことを報告しており、これは賃貸および不動産開発収益の成長によるものです。
総評:
アヤラランドの今回の選出は、グローバルなビジネス教育と企業の実務が連携する好例といえます。HBSとの協業は、ALIにとって国際的な視野での競争力をさらに高める機会となります。同時に、フィリピン企業が世界的な教育機関と肩を並べる存在となっていることを示しています。
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