コンバージ・データセンター事業を強化
ニュース記事
ブロードバンド事業を展開するConverge ICT Solutions Inc.は、フィリピン・カローカンに建設したデータセンターが、米国のUptime InstituteからTier3の正式な認証を取得したと発表しました。
これは、フィリピン国内で初めてTier3の設計・建設両面で認証を受けた施設となります。カローカンのデータセンターは、電力容量3メガワット、ラック数300という規模で、Convergeのデジタル資産を保管する中核インフラとして機能する予定です。今年2月には設計面でTier3認証を得ており、建設の完了とともに今回の認証取得に至りました。
ConvergeのCEOで共同創業者のデニス・アンソニー・ウイ氏は、この認証が同社のネットワークの信頼性とセキュリティを一層高めるものであり、国内外の個人および法人顧客への安定したデータ提供に寄与すると述べています。
また同社は現在、ルソン島においてデータセンターの拡張を進めており、パンパンガ州では1,200ラック規模の施設を建設中です。この施設は当初、社内用途を中心に運用される予定ですが、将来的には幅広い産業の企業ニーズにも対応する見込みです。
Tier3に位置付けられるカローカンのデータセンターは、複数の電源・冷却経路を備えており、年間稼働率99.98%、ダウンタイムは年間1.6時間以下という高い可用性を誇ります。グーグルやアマゾン、メタといった世界的なIT企業は、こうした高水準のデータセンターを必要としており、今後の成長が期待されます。
総評:
Convergeはフィリピンでのデータセンター開発において先駆的なポジションを確立しつつあります。Tier3認証の取得は、同社の技術力と将来の信頼性への強いコミットメントを示しています。今後の企業顧客向けサービス拡充や海外展開の布石ともなり得る動きです。
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