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ジョリビー・フーズの戦略的飛躍:2025年の好業績と米国上場への道

ニュース記事

フィリピンのファストフード大手、ジョリビー・フーズ(JFC)の株価が、2025年度の堅調な業績と将来の成長戦略への期待から上昇傾向にあります。年初からの上昇率は、産業セクター全体の伸びや総合指数(PSEi)の成長率を大きく上回る、非常に力強い推移を見せています。

投資家が特に強い関心を寄せているのは、JFCが公表した最新の業績アップデートと、国際事業の分離上場(スピンオフ)計画です。国際部門を独立させ、2027年後半までに米国市場への上場を目指すという具体的な方針を明らかにしました。この戦略的決定の背景には、フィリピン国内事業と急速に拡大する国際事業を切り離して評価できるようにすることで、経営の透明性を高め、それぞれの事業価値を投資家が適切に判断できるようにする狙いがあります。市場関係者の間では、この計画が単なる憶測を超え、将来の企業価値向上を促す具体的な材料として、極めて好意的に受け止められています。

業績面に目を向けると、2025年第3四半期の純利益は前年同期比8%増の30億3000万ペソ、売上高は13.1%増の726億ペソと、非常に堅調な数字を維持しています。2025年1月から9月までの累計でも、純利益は86億5000万ペソ、売上高は2115億ペソに達しており、外食産業の巨人としての底力を改めて示しました。

また、こうした企業固有の好材料に加え、外部環境も追い風となっています。フィリピン国内におけるさらなる金利引き下げへの期待や、外食需要の継続的な高まりといった市場全体のポジティブな雰囲気が、同社株の買いを後押ししました。アナリストは、現在のJFC株を「守りの強さと成長の可能性を兼ね備えた魅力的な銘柄」と評価しています。短期的には一定の価格帯での推移(レンジ相場)が続く可能性もありますが、米国上場という大きなマイルストーンに向けて、同社は着実な歩みを進めています。今回の発表は、フィリピン発のグローバル企業として、次なるステージへの飛躍を強く予感させるものとなりました。

総評

JFCの国際事業分離と米国上場計画は、グローバル市場でのブランド力強化と資金調達の最適化を見据えた極めて野心的な一手と言えます。2025年度の安定した収益基盤があるからこそ、こうした攻めの戦略が市場で高い信頼を持って受け止められているのでしょう。今後は、国内の安定したキャッシュフローを維持しつつ、未知の可能性を秘めた海外事業の成長をいかに加速させ、株価に反映させていくかが重要な焦点となります。

本コラムは、下記ニュース記事の内容をベースに、筆者の見方、コメントなどを加えたものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2026/01/19/724887/jfc-shares-rise-on-2025-performance-growth-plans/

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家村 均