RCR、モールの資産注入により35%の収益成長を達成
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ロビンソンズランド傘下の不動産投資信託であるRCRは、2025年の売上高が35%増加し、110億8,000万ペソに達しました。この成長は親会社からの資産注入によってもたらされたものです。稼働率は96%で安定的に推移し、第4四半期の売上高は前年同期比で49%増加しました。
2025年8月の資産交換により、RCRのポートフォリオには9つのモール物件が追加されました。カビテ、パンパンガ、セブ、レイテ、ブラカン、イサベラ、ケソン市、カガヤンの各地域に広がっています。2024年には親会社がペソ339億相当の資産を注入しており、11のモール物件と2つのオフィスビルで構成されていました。
RCRは総資産額1,677億6,000万ペソと株主資本1,621億9,000万ペソを報告し、債務がない状態を保っています。同社はPSEIのインデックスに最近組み入れられました。2025年末時点で、21のモールと17のオフィスで構成される38の資産を保有しており、親会社は110万平方メートル以上のモール面積などの強固なパイプラインを持っています。通年の配当は配当可能所得の90%以上で、3月2日に支払われます。2025年12月31日時点での時価総額は1,567億8,000万ペソでした。
総評:
RCRの35%の収益成長は、親会社からの計画的な資産注入戦略により実現されており、96%の安定した稼働率はフィリピンの小売セクターへの投資家信頼度の高さを示しています。配当可能所得の90%以上を還元する姿勢とREITとしての機能は優れています。何より、完全な債務フリー状態を維持しながら成長を遂行している点は、長期投資家にとって重要な信頼要因です。
ただし慎重な視点も必要です。親会社からの資産注入に大きく依存した成長モデルは、パイプラインが枯渇した場合、成長率の鈍化をもたらす可能性があります。
本コラムは、上記リンクのニュース記事の内容をベースに、筆者の見方、コメントなどを加えたものです。
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