フィリピンのミンダナオ島でマグニチュード7.7の大地震が発生
ニュース記事
2023年12月3日、フィリピンのミンダナオ島でマグニチュード7.7の大地震が発生しました。この地震は、フィリピン全土に影響を及ぼし、特にミンダナオ島では大きな被害が出ました。津波警報も発表され、日本でも八丈島で最大40cmの津波が観測されました。
フィリピンでは、1990年の過去の大地震の受けて1992年に建築基準が改正されてました。したがって、これ以降に建てられた建物は、National Building Code(国家建築基準)に基づいて建てられています。
ただ、その耐震基準を満たしていないディベロッパーも現実としてあるでしょうから、フィリピンの不動産投資を考える場合には、ディベロッパー選定や同一ディベロッパーの中でもより高いブランドを選ぶなど建物のクオリティを考慮することが大切だと思います。
この地震は、フィリピンの不動産市場にも影響を及ぼす可能性があります。特に、新たに建設される建物や、既存の建物の改修には、より厳格な耐震基準が適用される可能性があります。これは、建設コストの増加を意味する可能性がありますが、一方で、建物の安全性と耐久性が向上し、投資家にとっては長期的な投資価値が高まる可能性があります。
フィリピンでの不動産投資を考えている方は、地震リスクを理解し、ディベロッパーの選定など適切なリスク管理を行うことが重要です。
Latest posts by 家村 均 (see all)
- SM Prime Holdingsオフィス事業を拡大 - 04/19/2025
- ヴィラー財閥のディベロッパー・ヴィラ―ランドホールディングス誕生 - 04/18/2025
- フィリピン証券取引所指数(PSEi)7,800ポイントまで上昇予想 - 04/16/2025