通信大手PLDTがCATV会社・Sky Cableを買収
ニュース記事
フィリピン競争委員会(PCC)は、メディア企業ABS-CBN の子会社であるSky Cableの通信大手PLDTへの売却を承認したと発表しました。
Sky Cableは、ブロードバンドサービスとCATVサービスを提供しています。
Lopezグループ傘下のABS-CBNは、この取引が一定のクロージング条件に従って行われるとし、条件が整い次第、2023年3月16日に取引所に開示した情報を更新するとしています。
昨年3月、PLDTはSky Cableの67.5億ペソでの買収計画を発表し、カバレッジとサービスの拡大を目指していました。
この取引には、1.38 billionの普通株が1株あたり4.90ペソで売却され、買い付け価格は2022年12月31日時点のSky Cableの株式評価に基づいています。
China Bank Capital Corp.のマネージングディレクター、Juan Paolo E. Coletは、これがABS-CBNの投資家にとってポジティブであるとし、「この取引は特にABS-CBNにとって重要で、収益は企業の債務負担を軽減するために使用され、売却により経営陣の時間とリソースがコンテンツ制作に集中し、新しいビジネスの機会を模索することができるようになります」と述べました。
また、競争問題にはならないとし、Sky CableがPLDTの業績に近い将来においては実質的な影響を与えないと述べました。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。
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