フィリピン証券取引所（PSE）が指数の銘柄入換を実施
ニュース記事
フィリピン証券取引所（PSE）は、主要指数であるPSEiの構成は変更せずに、3つの新規上場企業をセクター指数の構成に加えると発表しました。
Figaro Coffee、Citicore Energy REIT、Raslagは前年にIPOを行い、今回の構成見直しにより指数に組み込まれることになりました。
PSEiの30の最も流動性が高く、資本が充実している上場企業が変更されないことが確認されました。これらの指数は市場のパフォーマンスを評価する際の基準として使用されるため、最適な企業のみが含まれるように見直しが行われています。
金融および持株会社の指数のメンバー企業には変更はありません。
サービス部門では、Belle Corp.、DFNN, Inc.、DigiPlus Interactive Corp.、Harbor Star Shipping Services, Inc.が追加され、Transpacific Broadband Group International, Inc.が削除されます。
不動産指数にはCREIT、Ever-Gotesco Resources and Holdings, Inc.、MRC Allied, Inc.が追加され、D. M. Wenceslao and Associates, Inc.とPrimex Corp.が削除されます。
産業指数からはShakey’s Pizza Asia Ventures, Inc.とRoxas and Co., Inc.が削除され、RaslagとFigaroが追加されます。Figaroは配当利回り指数にも追加され、CREITと入れ替わります。
PSEiの中堅株指数には、Ginebra San Miguel, Inc.とPhilippine National BankがAyalaLand LogisticsとPetronに代わって追加されます。
PSEiは年初から0.9％上昇し、PSE中堅株指数は4.12％増加し、PSE配当利回り指数は0.15％増加しています。
新しいセクター指数の構成の変更は、2023年8月7日に効力を持つ予定です。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/07/31/536745/pse-adds-figaro-creit-raslag-to-sector-indices/#:~:text=THE%20Philippine%20Stock%20Exchange%20(PSE,it%20said%20over%20the%20weekend.
慶応義塾大学経済学部卒業後、東急電鉄に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。（約15年）
その後は、コンサルティングファーム（アクセンチュア・ユニシス）や投資ファンド（三菱UFJキャピタル）などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施。現在、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産の販売やフィリピンへの事業進出のアドバイスを行っている。
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