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フィリピン最大財閥SMグループの不動産デベロッパー・SM Prime Holdingsの株価が、MSCIのリバランスで下落するも業績は好調

ニュース記事

SM Primeの株価は5/26金曜日に34.00ペソで終了し、5月19日の34.05ペソから0.1%下落しました。年初来では、株価は4.2%下落しています。

SM Primeの株価下落は、5月31日に予定されているMSCIのリバランスに先駆けて、投資家が同社の株式を売却し始めたことに起因しています。

しかし、アナリストたちは、SM Primeのセクターでの重要な進展を指摘し、楽観的な見方を続けています。SM Primeは新しいモールの開業により成長を実現しており、既に支配的な立場を持つ小売市場での地位をさらに強化すると期待されています。

第1四半期の純利益は94.4億ペソで、前年同期比27.3%増加しました。2023年第2四半期には純利益が82億ペソに達し、通年の純利益は387億ペソになる見込みで、通年で純利益が2桁の成長を達成すると予想しています。

総じて、SM Primeの株価の下落や市場センチメントの影響は一時的なものとされており、新規モールの開業や不動産開発の拡大など、企業の成長に対する楽観的な見通しは依然として続いています。

本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/05/29/525234/msci-rebalancing-market-sentiment-drag-sm-prime/

家村 均