フィリピン不動産会社ダブルドラゴンのホテル101日本に続きスペインにもホテル建設
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フィリピンの不動産会社DoubleDragonは、スペイン・マドリードにおけるHotel101-Madridプロジェクトのために、6,593平方メートルの土地を購入しました。
同社はHotel101-Madridの建設を2025年第4四半期までに完了し、これにより約143.3百万ユーロ(約88億フィリピン・ペソ)のコンドテル売上が期待されています。
この物件は重要なランドマークに近く、Valdebebas駅、IFEMAコンベンション複合施設、レアル・マドリード・スポーツ複合施設、新しいマドリード・バラハス国際空港へのアクセスが容易です。
Hotel101-Madridは、フィリピンのホテルチェーンがスペインに進出する初のプロジェクトで、736室の客室とオールデイダイニングレストラン、ビジネスセンター、プール、フィットネスジム、コンビニエンスストアなどの設備を提供します。
DoubleDragonはHotel101-Madridに関して特別オファーを行っており、3つのユニットを購入すると、スペインの投資家ビザ「ゴールデンビザ」取得のための諸手数料が2023年12月31日までまたはすべてのユニットが売り切れるまで免除されます。このビザは、スペインでの不動産投資家が居住権を取得することを可能にしていします。
DoubleDragonはのグローバル拡大戦略の一環として、Hotel101-Madridを日本の北海道、アメリカのカリフォルニアなどと並べ、世界的なブランドとしての地位を確立しようとしています。
2026年までに、Hotel101はフィリピン、日本、スペイン、アメリカ、イギリス、UAE、インド、タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、サウジアラビア、シンガポール、カンボジア、バングラデシュ、メキシコ、韓国、オーストラリア、カナダ、スイス、トルコ、イタリア、ドイツ、フランス、中国など、25か国に展開することを目指しています。
ホテルの部屋を投資家に販売するホテル101シリーズは、日本の投資家にも人気のプロダクトですが、これからの世界展開が楽しみです。
ホテル101の購入者は、世界中のホテル101の無料宿泊特典もあるようです。
本記事は、下記ニュースを要約したものに、投稿者の意見や見方を加筆したものです。
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一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングエグゼクティブディレクター
慶応義塾大学経済学部卒業後、東急電鉄に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア・ユニシス)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施。現在、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産の販売やフィリピンへの事業進出のアドバイスを行っている