不動産投資信託・AREITが資産増強で配当金アップ?
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フィリピンの不動産投資信託会社AREITは、5つの資産と総額286億ペソ相当の株式を交換する取引を発表しました。
この資産交換取引には、AREIT、 Ayala Land, Inc. (ALI)とその子会社である Greenhaven Property Ventures, Inc. 、 Cebu Insular Hotel Co., Inc.、 ACEN Corp.の子会社である Buendia Christiana Holdings Corp. (BCHC)が関与していると、AREITは証券取引所への開示情報の中で述べています.
交換の明細としては、1株34ペソで発行される8億4126万株のAREIT普通株式と引き換えに、アヤラ・トライアングルタワー2オフィスビル、グリーンベルト3と5、ホリデイ・イン&スイーツ マカティ、セダ・アヤラセンター セブ、そしてザンバレス州のパラウィグにある276ヘクタールの工業用地が REITに組み入れられます。
これらの資産は、AREITの営業キャッシュフローの更なる増加に寄与し、1株当たりの配当金の向上につながるものと予想されます。今回の資産交換は、収益性が高く、新規資産の流入後、総利回りは約6.96%に上昇する可能性があるとしています。
AREITは、2023年の純利益が43%増の49億3億ペソとなり、これは稼働率の向上と資産取得が要因でした。同社の売上高は41%増の71億4億ペソとなりました。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2024/03/21/583245/areit-executes-share-for-property-exchange-worth-p28-6b/
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