アヤラ財閥・タギッグ市統合交通ターミナルの建設を年内に開始
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アヤラ財閥の不動産ディベロッパー・アヤラランド(ALI)は、BGCのあるタギッグ市統合ターミナル・エクスチェンジプロジェクトの建設を年内に開始する予定であると、運輸省(DoTr)が発表しました。
このプロジェクトは、2016年から停滞していたもので、マニラのあるルソンを縦断するノース・サウス・コミューター・鉄道や市内バス、その他の公共交通機関と連携し、乗客を他の交通システムに接続する多目的ターミナルの建設を目的としています。
2015年にこのプロジェクトはALIに供与され、当初は2020年までに稼働予定でしたが、いくつかの問題により遅延していました。
フィリピンの政府機関PPPセンター(Public-Private Partnership Center)によると、このプロジェクトの契約期間は建設期間を含む35年間で、承認時点での推定費用は52億ペソでした。現在、DoTrはフィリピン退役軍人財団(Veterans Foundation of the Philippines)との間で、土地の使用権に関する最終調整を行っているところです。
PPPセンターによると、このプロジェクトの民間提案者は、プロジェクトの設計、建設、資金調達だけでなく、その運営とメンテナンスも担当します。また、提案者は商業開発を行い、その収益を得ることも可能です。
フィリピンでは、このプロジェクトが、東南メトロマニラ高速道路(SEMME/C6)プロジェクトや他の政府鉄道プロジェクトを補完する形で、交通システムの改善に寄与することを期待されています。
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