最新世界主要都市の不動産価格動向とマニラの位置
コラム
東南アジア不動産の中でも、フィリピンは日本人にとって有力な選択肢の一つです。英語が広く通じ、人口増加と都市化が進む市場として知られていますが、投資判断においては、実際の価格水準を冷静に見ることが重要です。
最新(2026年4月更新)のGlobal Property Guideのフィリピン・マニラのデータでは、新築または高級不動産の平均価格は1㎡あたり3,359米ドルとされています。比較対象として、東京は1㎡あたり5,377米ドルで、マニラは東京より37.5%安い水準です。香港の22,291米ドル、シンガポールの18,952米ドル、ソウルの10,740米ドルと比べてると、マニラは圧倒的に手の届きやすい価格帯にあります。
この点は、日本の不動産投資家にとって大きな魅力です。フィリピン不動産は、香港やシンガポールのように初期投資額が過大になりにくく、一方で単なる低価格市場とも異なります。マニラ首都圏では、都市部への人口流入や中間層の拡大を背景に、一定の住宅需要が期待されており、価格の手ごろ感と成長性のバランスが取れた市場と見ることができます。東京よりも約4割近く安い水準で、成長都市の不動産にアクセスできる点は、投資先として魅力的と言えるでしょう。
一方で、Global Property Guideの数値は、あくまで新築または高級不動産の平均㎡単価であり、フィリピン全体の住宅価格をそのまま表すものではありません。実際には、エリア、物件グレード、デベロッパーの信頼性、管理体制によって価格や収益性は大きく異なります。ですから、専門家から話しを聞いたり、実際に現地を見ることが重要です。
結論として、フィリピン不動産は、東京よりもかなり低い価格水準で、今後の大きな成長を取り込める可能性がある市場として捉えることができます。日本人にとっては、初期投資を抑えつつ海外成長市場に参加できる点が魅力です。
(NOTE) Global Property Guideは、各国の不動産価格、利回り、税制、市場動向などを国際比較できる海外不動産情報サイトです。海外不動産投資の調査やマーケット把握の参考情報として活用されています。
https://www.globalpropertyguide.com/asia/philippines/square-meter-prices
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