DMCIのバギオのホテルコンド売上好調
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DMCIの不動産部門DMCIホームズは、ベンゲット州トゥバに位置する分譲型ホテル(コンドテル)プロジェクト「モンチェロ・クレスト」の第一棟「ブランカ」の予約販売において、約49億ペソの売上を記録したと発表しました。2024年5月に発売されたこのブランカ棟は、約700戸のうち84%が既に予約済みで、販売は好調に推移しています。
ブランカ棟の成功を受けて、DMCIホームズはプロジェクトの第二棟「シルバ」を新たに公開しました。シルバ棟は全52戸で構成されており、ブランカ棟とともにそれぞれ2028年11月および2029年8月に引き渡し予定です。モンチェロ・クレストは、DMCIホームズ・レジャー・レジデンスの第2弾開発案件であり、人気の観光地であるバギオ市の近郊に位置しています。
同社は、モンチェロ・クレストは、バケーションホームとしてだけでなく、収益を得られる不動産投資先としても魅力的と述べています。ユニットの広さは35平方メートルから91.5平方メートルで、価格は795万ペソからとなります。
購入者は、レンタルプールプログラムを通じてユニットから収入を得ることが可能で、さらに「レジャープラス」を通じて年間30泊以上の宿泊権が付与されます。これはモンチェロ・クレストをはじめ、ソルメラ・コーストや今後開発予定のDMCIホームズ・レジャー・レジデンスの施設でも利用可能です。
DMCIホームズは、市場の需要に応えるかたちでレジャー部門のポートフォリオ拡大を計画しており、今後も積極的に開発を続けていくとしています。
総評
モンチェロ・クレストは、観光地近郊という立地の良さと豊富な施設により、投資およびレジャー需要の双方に応える物件として注目されます。高い予約率が示すように、市場からの期待も大きく、DMCIホームズの戦略的展開が功を奏していることがうかがえます。
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