水道事業会社Maynilad、ポジティブなIPO延期
ニュース記事
Maynilad Water Services Inc.は、フィリピン証券取引所への新規株式公開（IPO）の上場日を当初予定していた7月17日から、最遅で10月末まで延期することを発表しました。
今回の延期は、戦略的コーナーストーン投資家からの強い関心に対応するためであると同社は説明しています。これらの投資家はIPOへの参加に対して強い意欲を示しているものの、社内での承認手続きにさらなる時間を要するため、スケジュールの調整を求めたということです。IPOによる調達額は最大で374億1,000万ペソ（約6億5,486万米ドル）と見込まれており、同社にとって大規模な資金調達の機会となります。
このような動きは、投資家の関心の高さを示しており、企業としても長期的な安定株主を確保する好機と捉えていると見られます。Mayniladは今後もIPO準備を進めつつ、戦略的パートナーシップを強化する方向で動いていくものと予想されます。
総評
延期は一見ネガティブに映るかもしれませんが、需要の強さを反映した前向きな調整といえます。戦略的投資家の参加によってIPOの安定性が増す可能性があります。今後の進展が注目されます。
一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティング エグゼクティブディレクター
慶応義塾大学経済学部卒業後、東急電鉄に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。（約15年）
その後は、コンサルティングファーム（アクセンチュア・ユニシス）や投資ファンド（三菱UFJキャピタル）などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施。現在、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産の販売やフィリピンへの事業進出のアドバイスを行っている。
慶応義塾大学経済学部卒業後、東急電鉄に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。（約15年）
その後は、コンサルティングファーム（アクセンチュア・ユニシス）や投資ファンド（三菱UFJキャピタル）などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施。現在、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産の販売やフィリピンへの事業進出のアドバイスを行っている。
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