フィリピンの不動産開発会社・アヤラランド 2023年上半期41％増益
ニュース記事
フィリピンの不動産開発会社AYALA Land（ALI）は、2023年上半期の業績を発表し、純利益が前年同期比で41％増の113.9億ペソに達したことを明らかにしました。合わせて、年末までの見通しに対して楽観的な姿勢を示しています。
下半期では、同社はさらなるプロジェクトを立ち上げる予定です。
ALIの不動産収益は前年同期比で23％増の645.2億ペソとなりました。これは、住宅プロジェクトの完成、商業および工業用地、オフィスユニットの販売の増加によるものです。
住宅収益は14％増の312.5億ペソ、販売オフィスの収益は44％増の21.3億ペソに上昇しました。商業および工業用地の売上は54億ペソでした。
住宅予約の売上も前年同期比で18％増の583億ペソとなりました。これは、AlveoのPark East Place（ボニファシオグローバルシティ）、AyalaLand PremierのCiela（カルモナ、カビテ）、Arcilo（ヌバリ、ラグナ）、Parklinks South Tower（ケソン市）、およびAvida Towers Makati Southpointによるものです。
さらに、同社の商業リース収益は前年同期比で39％増の202億ペソとなりました。これは、より高い稼働率と堅調な賃料に起因しています。
ショッピングセンターの収益は前年同期比で49％増の102.4億ペソ、オフィスリースの収益は8％増の58億ペソ、ホテルおよびリゾートの収益は79％増の41.6億ペソとなりました。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/08/03/537568/ayala-land-posts-41-profit-rise-plans-project-launches/
慶応義塾大学経済学部卒業後、東急電鉄に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。（約15年）
その後は、コンサルティングファーム（アクセンチュア・ユニシス）や投資ファンド（三菱UFJキャピタル）などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施。現在、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産の販売やフィリピンへの事業進出のアドバイスを行っている。
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