日本のJERAとも提携するフィリピンの財閥系エネルギー会社Aboitiz Powerが再生可能エネルギーへのシフトへの段階として、フィリピン政府も後押しするLNG(液化天然ガス)発電を強化
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Aboitiz Powerは、液化天然ガス(LNG)発電所を建設し、2028年までに完成させる計画を進行中であると発表しました。
このアプローチは、国が成長し繁栄するにつれ、信頼性のあるエネルギー供給を継続できることを確実にするとしています。
同社は以前に、Therma Visayasのセブシティにある300メガワット(MW)の発電所の容量をLNGまたは石炭を拡大して150MW増加させる計画を発表していました。
2023年6月には、AboitizPowerは日本のJERAと提携し、石炭火力発電所でアンモニア、LNG施設で水素を共同利用する可能性を検討することを発表しました。
フィリピンエネルギー省は、再生可能エネルギー(RE)インフラが整備される間、LNGを必要な燃料と位置づけています。
AboitizPowerは、国の政策に合致するビジョンを共有し、再生可能エネルギーの成長を強調しながら、基幹リソースを最適化することを強調しています。
AboitizPowerは、2030年までに再生可能エネルギーと既存エネルギーのポートフォリオのバランスを50:50にすることを目指しています。
現在、同社は風力、太陽光、地熱プロジェクトの開発を通じて、合計1,000MWの再生可能エネルギープロジェクトをパイプライン内に持っています。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/09/12/544929/aboitizpower-on-track-to-build-lng-facility/
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