フィリピン最大財閥SMグループの新たな成長ドライバーは？
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SM Investments Corp.（SMIC）は、中期的にはそのポートフォリオ投資が同社の総収益の10％以上を占めると予測しており、特に物流および地熱事業の貢献が成長を加速させる可能性があると述べています。中期的にはこの割合を15％近くまで引き上げることができるとしています。
SM Investmentsのポートフォリオ投資は、２０２３上半期で同社の純利益に対して10％の貢献を果たしました。
その他のポートフォリオ投資先には、鉱業会社のAtlas Consolidated Mining and Development.、不動産開発会社のBelle Corp.、そしてベーカリーのGoldilocksなどがあります。
SM Investmentsは小売り、銀行、不動産の分野で事業を展開しています。2023上半期では、売上高の増加に支えられて、純利益は前年比32％増の365億ペソ（約7280万ドル）に上昇しました。
2GOは2022年に黒字転換し、移動制限の緩和と国の経済再開に伴う売上高の25％増加に支えられて、3億1200万ペソ（約6,220万ドル）の利益を上げました。
PGPCの地熱エネルギーの増加は、SM Investmentsの持続可能性アジェンダと一致し、さまざまなコミュニティに電力を供給しています。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/10/05/549799/sm-investments-says-logistics-geothermal-to-drive-earnings-growth/
慶応義塾大学経済学部卒業後、東急電鉄に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。（約15年）
その後は、コンサルティングファーム（アクセンチュア・ユニシス）や投資ファンド（三菱UFJキャピタル）などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施。現在、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産の販売やフィリピンへの事業進出のアドバイスを行っている。
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