東京ガスが、フィリピンのロペス財閥傘下の発電会社にLNG供給
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東京ガスは、フィリピンのロペスグループ傘下のファースト・ジェン・コーポレーションから液化天然ガス (LNG) 貨物1件の供給契約を受注しました。
東京ガスは、来月、約125,000立方メートルのLNG貨物をFirst Gen Singapore Pte. Ltd (FGEN Singapore) に供給します。LNGはLNG運搬船で運ばれ、バタンガス湾に係留されているBWバタンガス浮体式貯蔵再ガス化設備 (FSRU) の貯蔵タンクに荷揚げされます。
このFSRUは、バタンガス市のFirst Gen Clean Energy Complexに係留されており、LNGは同複合施設にあるファースト・ジェンの既存火力発電所で使用されます。
今回の契約は、今月初めに行われた5回目のLNG貨物入札の結果によるものです。ファースト・ジェンは、フィリピン唯一の天然ガス供給源であるマランパヤからのガスで供給されてきた合計2,017メガワットの発電能力を持つ4つの既存火力発電所を持っています。
ファースト・ジェンは、暫定的なオフショアLNGターミナルを建設し、BWバタンガスとの間で5年間の定期傭船契約を締結し、LNGの貯蔵と再ガス化サービスを提供しています。
ファースト・ジェンは、FGEN LNGターミナルがルソン島の送電網とフィリピンのエネルギー安全保障において重要な役割を果たすと考えています。
ファースト・ジェンの子会社であるFirst Gen LNG Holdings Corp.は、東京ガスと株主間合意書および株式引受契約を締結し、FGEN LNGに出資しました。
4月には、ファースト・ジェンは4回目の入札プロセスで中国企業のCNOOC Gas and Power Trading & Marketing Ltd.との間で、約130,000立方メートルのLNG貨物1件の供給契約を締結しました。
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