ロビンソンREIT 資産・収益拡大
ニュース記事
ロビンソンズ・ランド・コーポレーション(RLC)は、自社が保有する9つのショッピングモールを、不動産投資信託(REIT)であるRLコマーシャルREITコーポレーション(RCR)へ資産現物出資の形で移管すると発表しました。
この取引の評価額は306.7億ペソで、RLCはRCRの普通株38.3億株(1株8ペソ)を引き受けることになります。移管されるモールの合計賃貸可能面積(GLA)は32万5平方メートルで、これによりRCRの総賃貸面積は115万平方メートルを超え、39%の増加となります。
この取引によってRCRのパブリックフロート(一般投資家の保有比率)は、従来の42.57%から34.22%へと低下します。一方で、運用資産総額(AUM)は1,450億ペソ規模に達し、これが将来的なフィリピン証券取引所指数(PSEi/PCOMP)への組み入れの起爆剤になる可能性もあります。
収益面では、RCRの2025年第1四半期純利益が前年同期の11.2億ペソから47.4%増の16.6億ペソとなり、第2四半期は20億ペソ程度、通期では77億ペソの純利益が見込まれています。加えて、稼働率は依然として96%と高水準を維持しており、運用効率の高さも確認されています。
総評:
RCRの資産規模と賃貸面積が大きく拡大し、成長ポテンシャルが一段と高まりました。インデックス組み入れの期待も高まり、中長期的な投資妙味が出てきています。稼働率と収益性の安定が、REIT銘柄としての魅力を支えています。
本記事は、フィリピンの証券会社・ABキャピタル証券の20260701ウィークリーラップアップから抜粋、要約したものです。
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