メガワイドグループの不動産デベロッパー、PH1 World社がIPOへ
ニュース記事
フィリピンの不動産デベロッパー、PH1 World(PH1)は、親会社であるMegawide Constructionによれば、2025年までには株式公開(IPO)の準備が整う見通しです。
Megawideの会長であるEdgar B. Saavedra氏は、「2025年または2026年頃には、PH1はIPOに適しているでしょう」と述べました。
Megawideは、PH1をCiticore Holdingsから2022年7月に52億ペソで取得し、低中所得者および中所得者向けに手頃な住宅をターゲットにすることを目指しています。
実現すれば、PH1はSaavedra氏の4番目の上場企業になります。
Saavedra氏によれば、PH1のEBITDAはその時点で約50億ペソに達する見込みであり、Megawideの20-30億ペソのEBITDAよりも高いとされています。彼はまた、通常、Megawideは収益が高くても利益率が低いと述べ、それに比べてPH1の不動産事業は異なると指摘しました。
現在PH1は約5つのプロジェクトを持ち、毎年2つのプロジェクトを立ち上げる予定です。2026年までには、8〜10のプロジェクトがあり、10年間のオーダーブックが形成されます。売却対象のユニットの在庫は、10年後に2000億ペソになる計画です。
PH1は10月に、ブラカン州のNorthscapes San Jose Del Monteとリザール州のTaytayにあるModan Lofts Ortigas Hillsなど、合計106億ペソ相当の2つのプロジェクトをマニラ首都圏で発表しました。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。
今後長期にわたり高い成長が期待されるフィリピン経済の中で、資産価値の上昇が期待されるフィリピン不動産にご興味のある方は、以下の記事もご覧ください。
「海外不動産投資のやり方をゼロから解説!どんな人におすすめ?」
「フィリピンの不動産投資のやり方は?メリット・デメリットも解説」
- フィリピン最大の電力会社Meralcoのフランチャイズ契約25年間延長へ - 11/19/2024
- オンライン決済サービス”GCash”でフィリピン国債購入 〜GBondsを導入へ〜 - 11/19/2024
- マニラウォーター好調な業績でROEの回復が加速 - 11/18/2024