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食品大手、モンデニッシン赤字大幅縮小

ニュース記事

モンデニッシンは2023年の純損失を626百万ペソに圧縮しました。これは前年の130億1000万ペソから大幅な改善です。損失縮小の主な要因は、アジア太平洋地域のブランド食品・飲料事業 (APAC-BFB) の好調な業績でした。

この事業は売上高が12.6%増の659億4億ペソとなり、グループ全体の売上高を押し上げました。

一方、植物肉代替事業は7.6%減の142億3億ペソとなりました。同社は「植物肉代替事業は引き続き厳しい状況にあり、今年度さらに101億ペソの減損損失を計上せざるを得ませんでした。減損損失の原因は、資本コストの上昇と予想されるキャッシュフローの悪化です。同社は今後、コスト削減に注力し、さらなる減損リスクを低減する方針です。

また、2024年第1四半期のAPAC-BFB事業の売上高は、低一桁増を見込んでいます。これはフィリピンの長期休暇ホーリーウィークの時期による影響と、利益率の大幅な改善が重なるためです。同社は、IPO当初の上場関連費用に充てる予定だった2億2880万ペソを、APAC-BFB事業の設備投資資金に振り替えることも発表しました。

まとめ

  • モンデニッシンは2023年の純損失を626百万ペソ圧縮
  • アジア太平洋地域のブランド食品・飲料事業が好調で、二桁増収
  • 植物肉代替事業は厳しい状況が続いており、減損損失を計上した。
  • 2024年第1四半期のAPAC-BFB事業の売上高は、低一桁増が見込まれている。
  • IPO当初の上場関連費用の一部を設備投資資金に振り替える。

本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2024/04/12/587597/monde-nissin-trims-losses-to-p626-58-million

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家村 均