フィリピン、サウジアラビアと大型投資契約を締結
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フィリピンのビジネス代表団が、サウジアラビアのビジネスリーダーとの間で総額42.6億ドル以上に及ぶ投資契約に署名しました。
これらの合意は、サウジアラビアで行われた東南アジアと中東湾岸諸国の首脳会議の際に、マルコス大統領も出席したもので、その声明によれば、2023年10月18日に調印されました。
サウジアラビアは、海外のフィリピン人労働者(OFW)にとって重要な国であり、建設業やハウスメイド、看護師など、100万人以上のフィリピン人が働いています。
サウジアラビアのAl Rushaid Petroleum Investment社とSamsung Engineering社は、フィリピンのゼネコンEEIと120億ドル相当の建設契約に署名しました。
また、Al-Jeer Human Resources Company-ARCO社は、サウジアラビア王国のフィリピン認定代理店協会と37億ドル相当の人材サービス契約を結びました。
サウジアラビアの国営通信SPAによれば、サウジアラビアとフィリピンの代表団の会合が報じられ、エネルギー、産業、イスラム金融サービス、食料安全保障に関する議論が行われたほか、サウジアラビアへの熟練労働者の提供を目的とした人材に関する合意も取り決められたと報じられています。
オイルマネーで潤うサウジアラビアとの友好関係構築と大型投資契約締結は、長期的にフィリピンの経済成長に大きく寄与していくでしょう。
本記事は、下記ニュースを要約したものに、投稿者の意見や見方を加筆したものです。
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