2024年明るい見通し・フィリピンの化学メーカーDNL
ニュース記事
フィリピンの化学メーカーD＆Lは、安定した金利と低い原料コストを背景に、El Niño現象などの潜在的な課題にもかかわらず、2024年は良好な見通しを持っていると予測しています。
D＆Lは、今年、金利、原材料の価格上昇、人件費の増加、および新工場や設備の経費など、さまざまな課題に直面してきましたが、2024年の課題は同社にとってそれほど難しくないと予測しています。
また、D＆Lがモニタリングしている別の潜在的な課題として、エルニーニョ現象が同社の原材料コストに与える影響を挙げ、特にココナッツオイルに焦点を当てています。
一方で、D＆Lがバタンガスに新しく建設した工場からの活動の増加を期待しており、この工場がより多くの取引量とビジネスの基盤となると述べました。同工場については、顧客が認証や監査を行っており、活動が増えるまでには時間がかかると説明しました。
また、政府が国のココバイオディーゼルブレンドを現行の2％から3％に引き上げる計画があることから、D＆Lの利益に大きなインパクトをもたらすと述べました。D＆Lは、その子会社Chemrez Technologiesを通じて国内のバイオディーゼル産業に従事しており、バイオディーゼルブレンドの増加は需要の50％の自動的な増加を意味し、その結果としてボリュームとマージンに重大な影響があると期待されています。
本記事は、下記ニュースを要約したものです。https://www.bworldonline.com/corporate/2023/12/11/562576/dl-industries-expects-better-2024-amid-challenges/
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急電鉄に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。（約15年）
その後は、コンサルティングファーム（アクセンチュア・ユニシス）や投資ファンド（三菱UFJキャピタル）などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施。現在、一般社団法人フィリピン・アセットコンサルティングにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産の販売やフィリピンへの事業進出のアドバイスを行っている。
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