フィリピンの学校法人大手、堅調に学生数増加
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STI Education Systemsは、2024年度の純利益が前年比84%増加し、16億1,000万ペソに達したと発表しました(前年度は8億7,383万ペソ)。この業績向上は主に収益の増加によるもので、総収入は38%増の47億ペソ(前年は34億ペソ)に達しました。学費およびその他の学校収入は前年比40%増加し、43億ペソに達しています(前年は30億7,000万ペソ)。
一方、総コストと経費も18.6%増加し、29億2,000万ペソ(前年は24億6,000万ペソ)となりました。
2023-2024年度には、入学者数が前年比27%増の11万9,543人に達しました(前年は9万4,312人)。
STI Education Services Group(STI ESG)は、全国63キャンパスで運営され、入学者数は27%増の10万3,982人となっています。また、バコロド市のSTI West Negros University(WNU)では入学者数が30%増加して1万3,328人に達し、iAcademyの入学者数は2,233人でした。
施設面でも、STIは教育環境の改善を図っており、STI WNUの新しい基礎教育学部の建物や、STI Ortigas-CaintaおよびSTI Lipaの新しい校舎建設プロジェクトを完了しました。また、教室の拡張や改装プロジェクトも実施し、学習環境の向上を図っています。さらに、サステナビリティの取り組みの一環として、いくつかのキャンパスには太陽光発電パネルも設置されました。
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